今日は、ヘミングウェイの「老人と海」を紹介します。サンチャゴという老人が、小舟に乗り、たった一人で大物を釣ろうと漁に出ます。ここ八十四日間の漁は不漁で、獲物は一つも無かったのでした。もうこの老人は、最悪とまで言われるようになりました。でも八十五日目の新しい日に、一匹のまかじきが、餌の鮪に食らい付いたのです。
まかじきと老人の戦いが始まりました。まかじきは、鉤素に食らい付いても全然弱りません。本当に大物で強い魚でした。老人はお腹が減り、途中で鮪やシイラを食べ空腹を満たしながら、両手を網でぼろぼろにし、この元気な大物のまかじきと格闘しました。死闘は四日間も続きました。まかじきの姿を確認すると、老人は玉のような汗をかき、物凄い疲れを感じ、網を持つ腕をぼろぼろにしました。それでも勝つことができた老人に、この後何かが起こります。人間の勇気を描いた物語ですが、勉強になりますので紹介します。