「人生の旅をゆく」と言う、よしもとばななの本を紹介します。よしもとばななが、良く旅をしていた時期の事を書いた、エッセイ集です。ずぼらで面倒くさがりなよしもとばななは、旅行が嫌いです。でもやむをやまれずに旅行をすると、一生の思い出が出来るのだそうです。だから必死の思いで、旅行に行きます。エジプト、オーストラリア、イタリア、チベット、ブラジル、アルゼンチン、台湾と本当に色んな所に行っています。そして短いエッセイでその旅行の事を一つ一つ書いてます。でも旅に付いてだけでは無く、飼っている犬の話や、育てている植物の話等も、書かれています。また友達も多く、様々な国に友達、知り合いがいる様です。

僕もイタリアに行った事があります。やっぱり海外の空気は、日本の物とは違い独特のいい匂いがしてとても美味しく、気持がいい物でした。食べものも、普段食べているものとは違い、どれをとっても思い出になるぐらい美味しい物でした。このエッセイで僕の行った事のあるシチリアやタオルミーナが出ていて、とてもその時の事が思い出されて、うれしく思いました。やはり旅行の思い出というのは、帰ってきた日常があって初めて絵になるぐらい鮮やかに成る物だと、この本で感じました。そんな楽しい本ですので、紹介致します。

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